はなまる日記 第678話 毎年恒例!乾燥対策🙆
こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は毎年恒例の「乾燥対策」についてのお話です🌬️
寒い時期は湿度が低く、空気が乾燥しているので、常に加湿や保湿をしていないと喉を痛めたり、お肌がカサカサになってしまいますよね。
睡眠時の乾燥対策や喉を守るポイントについて内容をアップデートしてお話していきます。
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乾燥のリスクとは?🤔
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一般的な住宅屋内の湿度は30%~80%ですが、就寝環境の理想的な湿度は50~60%と言われています。
住空間の快適性に関わる研究では、湿度が60%以上では寝苦しさを感じる人が増え、40%以下ではウイルスが飛散しやすくなるという結果が出ています。
空気が乾燥している時期は、室内の湿度がとても低くなり、室温を上げるために暖房を利用すれば、さらに空気が乾燥して湿度30%以下にまで下がることもあります。
湿度が低いと
・咳、喉の痛み
・肌の不調(肌荒れ、乾燥肌、乾燥性皮膚炎など)
・ウイルス感染のリスク
・火災のリスク
が高まります。
秋冬に火災が起きやすいのは、湿度が低くて空気中の水分が少ないため、発火した場合に燃え広がりやすくなるからです。
これらのさまざまなリスクを防ぐには、適切な方法で加湿をすることがとても重要になってきます。
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乾燥対策とは?🧐
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■加湿器を使用する
寝室の乾燥対策には、やはり加湿器が効果的です。
加湿しすぎるとカビの原因にもなるため湿度を自動でコントロールするタイプなら湿度60%程度をキープすることがポイントです。
ただし、水を使う加湿器は不衛生な状態で使用すると「レジオネラ菌」という細菌が繁殖しやすくなります。
このレジオネラ菌は、水分のある環境で繁殖する特徴があり、感染すると肺炎を引き起こす可能性があります。
メーカーの推奨する頻度できちんとお手入れをおこないましょう。
■洗濯物を部屋干しする
乾燥が気になるときは、洗濯物を室内で干すというのも効果的です。
部屋の大きさや洗濯物の量、室温にも左右されますが、部屋干しによって湿度を10〜20%も上げることができます。
加湿器よりも手軽に取り入れられますので、ぜひ試してみてください。
※電気ストーブやファンヒーターの近くは火災の原因に繋がる可能性があるため、部屋干しする際は離れたところで干すようにしましょう。
■濡れたタオルを枕元に置く
部屋のスペースの都合などで寝室に洗濯ものを干すのが難しい場合は、寝る前に濡れたタオルを枕元に置くことでも代用できます。
加湿器や部屋干しに比べると湿度を上げる効果・範囲は狭くなりますが、顔の近くに置いておくことで喉の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
特に、口呼吸になっている可能性のある人におすすめです。
■保湿マスクを使用する
保湿マスクも喉の潤いを守ってくれます。
例えば温かい蒸気が出たり、加湿フィルターを入れたりする使い捨てタイプ、保湿素材でできた、洗って使えるタイプがあります。
使い捨てタイプは、加湿の効果が高く衛生的に使用できる点で優れています。
ただし、素材は不織布が多いため、寝ている間の肌のこすれが気になってしまうかもしれません。
シルクやコットン素材のマスクなら、肌の弱い方でも安心して使えるので、夜の間ずっと肌に触れていても乾燥が気になりません。
また、顔の下半分を覆うネックウォーマーのような形状のタイプは、喉を温められるほか、耳が痛くなりにくい点もおすすめです。
■観葉植物を置く
観葉植物は安らぎを与えてくれるだけではなく、乾燥対策にも効果があるといわれています。
湿器ほどの劇的な効果はないですが、植物には水分を根から吸い上げて放出する「蒸散」という仕組みがあり、置いているだけでお部屋を加湿してくれます。
■エアコンの風向きを調整する
エアコンの調整も喉を乾燥させないためのポイントになります。
寝るときにエアコンを使う場合は、風が直接体に当たらないように風向きを調整しましょう。
風が直接当たることで体から水分が失われてしまい、脱水による喉の乾燥につながるかもしれません。
エアコンの風向きは体に直接当たらない角度にし、サーキュレーターなどを使って寝室の空気を循環させて寝るのがポイントです。
エアコンをつけっぱなしにする場合は、室内が乾燥しやすいので加湿も一緒に行うことが大切です。
■鼻呼吸を意識する
口呼吸がクセづいてしまうと寝ているときの喉の乾燥は抑えられません。
日頃から口を閉じて鼻で呼吸するように意識しましょう。
夜中の呼吸をすぐに改善したい方は、口呼吸を予防して鼻呼吸をサポートする商品を利用してみるのもおすすめです。
口を留めるテープや顎につけるサポーターなどがありますが、慢性的な鼻づまりなどがある場合は、おすすめできません。
症状がひどい場合は、専門医に医師に相談して早めに治療するようにしましょう。
■寝る前にコップ1杯の水分をとる
脱水予防のため、寝る前にコップ1杯程度の水分をとることも大切です。
寝ている間に汗として失われる水分をあらかじめ飲んでおくことで脱水を予防し、喉の乾燥を抑えます。
厚生労働省は、入浴後から寝る前に1杯、朝起きて1杯を今の生活に加えることをすすめています。
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カビにご注意を👾
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室内の加湿で注意してほしいのが「カビ」です。
加湿をしすぎて窓に結露が生じると、カビが生えてアレルギーを引き起こす原因にもなります。
また、エアコン掃除をせずに放っておくとカビが発生してしまうことがあります。
カビは湿度を好むため、エアコン内の水分やほこりをこまめに掃除しないとカビが繁殖する可能性が高くなります。
カビを吸い込んで肺炎を起こすとなかなか治らず、治療にも時間がかかるため、しっかり掃除をして繁殖させないように気をつけましょう。
以上が「乾燥対策」のお話でした💁♀️
乾燥は喉の痛みだけではなく、美容の大敵でもあります。
乾燥肌になるとかゆみだけではなく、シワが深くなったり、乾燥性のニキビ、ただれ、湿疹などに繋がります。
しっかりと保湿して適切な湿度を保ちながら就寝するようにしましょう✨
それでは最後に…
お布団に関するご相談・ご用命は、はなまるリビングまでお気軽にお電話ください☀
☎0120-870-143
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