はなまる日記 第696話 3.11

2011年3月11日。

 

この日は、東日本大震災により多くの方が尊い命を落とされ、住み慣れた家や街を失いました。

 

どれだけの月日が流れても当時のことは、まるで昨日のことのように思い出されます。

 

携帯の警報音、地鳴りと大きな揺れ、冷たい雪、消えた電気、響き渡る防災無線、避難誘導の声、バキバキと音を鳴らして押し寄せる黒い津波。

 

心が折れて復興の道筋も見えなかった当時、国内外からたくさんの方々が寄り添い、手を差し伸べてくださったおかげで、私たちは少しずつ前を向いて一歩ずつ歩き出すことができました。

 

その後も何度か大きな地震が起こりましたが、そのたびに立ち上がって前に進んできました。

 

あの未曽有の大震災から13年が経ち、ゆっくり街を見渡すと災害時の痕跡が残る中、温かい支援や励ましをいただきながら復旧、復興を信じて歩んだ道のりが見えます。

 

身近な人との繋がりの大切さを改めて感じ、助け合い、支え合ってできた新しい街、新しい防潮堤、新しい災害対策があります。

 

今の私たちができることは、被害を受けた地域の“いま”を知り、自然災害と復興、万一が発生した場合に自身や大切な人を守るための行動について考えることです。

 

震災の経験や教訓を世界に広げ、未来へ伝えていくことは、これからも発生し続けるであろう多様な災害に備えて命を守ることにも繋がります。

 

最後になりますが、本日午後2時46分に黙とうをお願いいたします。

 

震災により犠牲となられた方々に対し哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りするとともに被災に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。

 


 

お布団に関するご相談・ご用命は、はなまるリビングまでお気軽にお電話ください✨

☎0120-870-143

はなまる日記の記事一覧へ戻る