はなまる日記 第697話 就寝中の防災🏠2024年ver.
こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「就寝中の防災」についてのお話です🌙
自然災害は昼夜問わずに起こるものですが、地震は天気予報と違って予測することが難しい災害の一つですよね。
特に日本は海外に比べて地震活動が活発なため、定期的に避難訓練を行ったり、防災対策やグッズなどで備えている方が多いと思います。
毎年この時期は、防災に関する記事を投稿していますが、今回も内容をアップデートしてお話していきます。
【バックナンバー】
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もし就寝中に地震がおきたら…👀
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皆様は、もし就寝中に大きな地震が発生したらどのように行動しますか?
3/15(金)午前0時過ぎに福島県沖で最大震度5の地震が起きたときは、慌てて飛び起きた方が転倒して病院に搬送されたというニュースがありました。
寝ている時に大きな地震が発生した場合、どのように行動したらいいのか分からないという方も少なくありません。
まずは、倒壊の恐れが低い建物であれば、窓や家具から離れるだけでも十分に安全を確保することが出来ます。
■動かないこと
地震が起きると家族の身を案じることから、すぐに行動してしまいがちですが、家具が倒れたり、物が落ちてきたり、ガラスの破片が飛んでくる可能性があります。
焦って何かにしがみつこうとしたり、驚いて布団から飛び出ると転倒や怪我をしてしまうので大変危険です。
できるだけ急に動かないことを意識しましょう。
実際に大きな地震がおこると揺れている最中に建物の外へ出ようとしたり、階段を駆け下りたりして怪我をしたという事案がたくさんあります。
就寝中なら布団をかぶったり、枕で頭を守るなどの安全確保を最優先にします。
■動くときはスリッパや運動靴をはく
室内を移動する場合は、ガラスの破片などが落ちていることもあるので怪我をしないようにスリッパや運動靴を履きましょう。
近くに履き物がなく、細かい破片が多く散らばって室内を素足で歩けない場合は、布団のカバーを取り外して床に敷き、さっと隅に避けるか、足に厚く巻き付けて破片を踏まないようにして歩くこともできます。
停電していると夜は足元が見えづらいため、怪我や転倒しないように細心の注意が必要です。
■停電した時は復旧後の火事を想定する
もしすでに停電が発生していたなら電力復旧後の「通電火災」が起きることを防ぎましょう。
地震による家屋の倒壊や家具の転倒により、ガス管や電気配線が破損したり、ストーブなどの暖房器具に可燃物が接触することにより火災が発生します。
停電により一時的に電力供給が止まっても復旧後に再加熱し、ブレーカーのスイッチが切れていない電化製品が通電状態となり、火災となる通電火災も多く発生しています。
大きな地震で停電が発生した場合は、必ず電源コードを抜き、電気が復旧するまでブレーカーを落としておきましょう。
自宅や近所でガス漏れが発生する可能性もあるため、充分な換気を行い、ロウソク、タバコなどの火は使わないようにしましょう。
また、ブレーカーの復旧を行なう際は、電気機器や配線等の破損や損傷がないことを確認してから行い、通電後はしばらく様子を見る。
■避難する
家屋の損壊や近隣で津波、土砂崩れの心配があるお住まいの方は、自治体の指示に従って速やかに避難しましょう。
「周りの人が避難していないからいいや」「自分は大丈夫」と過信してしまい、片付けなどをし始めて避難が遅れることで二次被害に繋がります。
少しでも不安を感じたら防災リュックなどを持参してすぐに安全な場所へ避難してください。
避難する際は、電気のブレーカーを落とし、戸締りをしてから出るようにしましょう。
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自分でできる地震対策とは?🤔
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■枕元などの近くに置く
地震後に行動ができるように枕元には、携帯電話(スマートフォン)、厚手の靴下、運動靴かスリッパ、懐中電灯、携帯ラジオ、貴重品などを置いておきます。
照明があれば行き先を照らすことができますし、靴があれば割れ物を踏んでしまってもケガをせずにすみます。
携帯電話などの通信機器は、できるだけ充電しておくようにしましょう。
■家具や落下物の固定、移動
寝室には、倒れそうなもの等をおかないようにし、頭の上にものが落ちてこない所に寝ましょう。
本棚やテレビなど、地震が起きたときに倒れる可能性のある家具を固定し、落下しそうな物は移動、又は撤去しておくことです。
ここまでの準備をしっかり行っていても就寝中に重量物が落ちてきて、体や頭に当たってしまえば意味をなしません。
「高さがある」「重量がある」家具家電は必ず固定して、倒れてくることを防ぐことが重要です。
■避難用グッズを準備しておく
非常食や水、アルミシートなど、避難する必要に駆られたとき、迅速・確実に必要なものを持ち出せるように避難用のセットを定位置に置いておくことが大切です。
非常食や水を定期的に入れ替えることも考慮すると、いつでも誰でも、すぐに持ち出せる場所を選定して非常用リュックを準備するのが望ましいです。
いざという時に「どこに置いているのか分からない」「非常食などの期限が切れていた」といったことが起きないよう、定期的にチェックしておきましょう。
■避難ルートの確認
夜間に被災してしまうと辺りが暗いことでどこが避難所なのかが分からなくなります。
他にも大きな地震の後は余震も続き、ブロック塀、瓦などが割れて飛散していたり、地盤沈下、地面の亀裂などがあったり、電柱が倒れかけていたり、電線が切れて通れないなどの道もでてきます。
スマートフォン・携帯電話の基地局もダウンして、通信できない状態になっていれば情報が入りづらくなります。
通信機器が使えなくても最適なルートで速やかに避難できるよう、避難先を認識するとともにルートの確認も欠かさずに行いましょう。
途中に河川・水路がある、大きな擁壁や斜面があるなど、特殊な地形などを把握しておくことも大切です。
■非常用ツールの使い方・待ち合わせ場所を事前に確認する
災害用伝言ダイヤル、公衆電話、消化器などの使い方を再確認しておきましょう。
非常時の時は気が動転してしまうこともあるため、使い方を分かっていてもうまく操作できなくなることもあります。
家族や親せきなどの連絡先は手書きでメモしておくのと同時に、使い方をメモしておくようにしましょう。
また、誰とも連絡が取れなくなったときのために、避難先や待ち合わせ場所などを事前に決めておくことも大切です。
昼の場合、夜の場合、学校や職場にいた場合、家族や親せきがバラバラな場所にいる場合…などを考慮して待ち合わせ場所を伝えておくことが二次災害の防止にも繋がります。
以上が「就寝中の防災」についてのお話でした💁♀️
毎年、日本は地震だけではなく、大雨や強風による台風、氾濫・洪水、土砂崩れ、竜巻、火山の噴火などの自然災害が必ずどこかで発生しています。
中でも大地震の発生確率が高まっている地域は、日本海溝・千島海溝、南海トラフ、首都直下、中部圏・近畿圏直下と言われています。
また、宮城県沖を震源とするマグニチュード7クラスの大地震についても、今年の地震調査委員会の発表で今後の発生確率が引き上げられました。
仮に自分が住んでいる地域で地震が発生していなくても、別な地域で発生した地震による津波が到来したり、連動して群発地震が起きる可能性もあります。
日本に住んでいる限りは、どこにいても災害が起きるということを念頭において、いざという時に「いのちを守る」「生存確率を上げる」「心配事を減らす」ためにも日頃から備えておくことが大切です✨
下記のサイトでは、防災に関する情報、詳細を確認することができます。
◆首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!
◆NHK全国ハザードマップ
それでは、最後に…
お布団に関するご相談・ご用命は、はなまるリビングまでお気軽にお電話ください✨
☎0120-870-143
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